今回は、僕が2020年にへええってなった食べ物に関する雑学を4つご紹介していきます
知っていると、ふとした時に役立つ可能性もないことはないかもしれません
是非頭の隅にでも入れておいてください
ウインナーコーヒーのウインナーは「ウィーン風」という意味

コーヒーの上にホイップクリームがどさっと乗っている「ウインナーコーヒー」
クリームを混ぜてから飲むあのまろやか感はやみつきになりますよね
このウインナーコーヒー、ウインナーといえばソーセージなので、どこらへんがウインナーなのかなあと思う人も多いはず
実はこのウインナー、「ウィーン風」という意味なんです
ヨーロッパのウィーンで一般的に飲まれている「アインシュペナー」というコーヒーがそれに近いものに当たり、代替として日本で呼ばれるようになった名前がウインナーコーヒー
和製英語なので、ウィーンで「ウインナーコーヒー」と言っても現地の人には伝わりません
日本で寿司食べたくて「日本めしで!」って言うようなもんですね
マスクメロンは本当はムスクメロン

高級食品として知られる「マスクメロン」。高いものだと1玉5万とかするものもあります
僕はその不織布のような網目状の見た目からマスク(mask)メロンと呼ばれるようになったと思っていましたが、真実は全く違います
香水とかでも見かける「麝香(ジャコウ)」という香りを表す英語「musk」からついたムスク(musk)メロンが本来の名称なんです
麝香のように甘くて強めの香りがすることからその名前がついたそう
ちなみに、マスクメロンのような網目状のメロンは、皮よりも中身の方が早く成長するので、皮がひび割れて治ってを繰り返していくうちにあの模様が出来るそうですよ
アンデスメロンは「安心ですメロン」の略

マスクメロンとは逆に、比較的安価で手に入れることのできる「アンデスメロン」
アンデスメロンはさすがにアンデス山脈が原産地やろ。って思う人が多いと思います
しかし、これも真実は全く違います
1970年代後半、サカタのタネ(当時坂田種苗)が開発したアンデスメロン
メロンのかかりやすい病気に強いため「作って安心」
安価で作れて、低価格で販売できるため「売って安心」
安いのに安定して美味しい国産品であるため「買って安心」
この3つの安心から当初は「安心ですメロン」という名前で売り出される予定だったんです
しかし、ネーミングが売れなそうなのと、メロンは芯を取って食べる果物なので、心(芯)を除いて「アンデスメロン」という名前になりました
あまおうは「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の略

福岡県産のブランドで、今ではいちご界トップの知名度と言っても過言ではない「あまおう」
甘さが王様級であることからその名前がついたと思っていましたが、これも真実は違います
1996年に福岡県の農業総合試験場にて開発されたあまおう
販売前は「福岡S6号」というなんとも食べ物っぽくない品種名で呼ばれていました
しかし、2002年に初出荷を迎えるにあたり、これでは売れなそうだと考えて販売用の名前を募集します
そこで出た「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」という言葉の頭文字を取って「あまおう」という名前が誕生したんです
※今でも品種名は「福岡S6号」

ちなみに、甘さを表す糖度で比べると、同じく福岡県産の「とよのか」や静岡県産の「紅ほっぺ」の方が数値が高いそうです
まとめ
いかがだったでしょうか
1つくらいはへええって驚きを感じてもらえていたら嬉しいです
商品名には色々な由来があるので、他にも調べてみると楽しめるかもしれませんね!
おわり
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