脱毛には大きく分けて3種類の施術方法があります
- ニードル脱毛
- フラッシュ(美容)脱毛
- レーザー(医療)脱毛
この記事では、レーザー脱毛の施術方法や、メリットデメリットについてお話していきたいと思います
レーザー脱毛について気になっている方は是非最後までご覧下さい!


そもそもレーザー脱毛って何?
レーザー脱毛は、その殆どが肌のメラニン色素(黒い色素)に反応するレーザーを照射して、毛根の細胞を破壊することで毛を生えなくさせる施術方法です

レーザーを用いた脱毛は医療行為に該当するため、皮膚科などの医療機関や美容クリニックなどで、国家資格を持った医師や看護師しか施術ができません
その分技術面では安心出来る施術と言えます
現状、「ニードル脱毛」は勢いがあまり無く、大多数のエステや病院で行われているのは「フラッシュ脱毛」「レーザー脱毛」
簡単にですが、それぞれの脱毛方法の違いを表にしてみました。値段、施術回数、期間はあくまでも目安です
※フラッシュ脱毛のカッコ内は、髭が一般的に見て少し濃い目の僕が施術した際のデータです
フラッシュ脱毛 | レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
施術場所 | エステサロン | 医療機関 | エステサロン若しくは医療機関 |
施術者 | エステティシャン | 医師又は看護師 | エステティシャン、医師、看護師 |
値段(顔全体) | 1回:5千円~1万5千円 | 1回:1万円~2万円 | 1回2~4万円※大いに個人差有 |
髭が抜けきるまでの平均施術回数 | 10~15回 (20~25回) | 5~8回 | 5~10回※大いに個人差有 |
髭が抜けきるまでの 平均脱毛期間 | 1年半~2年 (あご2年半その他1~2年) | 1年 | 1年~1年半 |
痛み・肌への刺激 | 弱い | やや強い | 強い |
値段(1回) | 安い | やや高い | 高い |
脱毛効果 | 低い | やや高い | 高い |
主なメリット | ・肌に優しい ・痛みが少ない ・美肌効果がある | ・ツルツルまで最短 ・白髪、産毛、日焼け肌に対して効く機種もある ・美肌効果のある機種もある ・麻酔が可能 ・トラブルへの対処が迅速 | ・白髪、産毛、日焼け肌など殆ど状態関係なく脱毛可能 ・髭がデザインしやすい ・麻酔が可能 ・トラブルへの対処が迅速 |
主なデメリット | ・効果実感まで時間が掛かる ・白髪、日焼け肌、産毛には施術不可 | ・痛い、刺激が強い ・赤みが残りやすい | ・痛い、刺激が強い ・赤みが残りやすい ・広範囲だとかなり高額になる |
レーザー脱毛で破壊する毛根の組織のことを毛乳頭・毛母細胞と言います

脱毛効果を感じやすいことが特徴ですが、高い効果に比例して、1回の施術にかかる料金はフラッシュ脱毛に比べて高額
しかし、ツルツルになるまで脱毛をしようとすると、レーザー脱毛の方がフラッシュ脱毛より総回数が少なく済むので、安く済む場合もあります
照射直前に冷却ガスを噴射して肌を冷やすことで痛みをある程度軽減しますが、強い光を照射するため痛みは大きいです
痛みが気になる場合は別料金ですが麻酔を使用することが出来ます。光脱毛では麻酔は使用できません※医療行為に該当しない為
また、肌への刺激が強い為、施術後に赤みが残りやすいです
余りにも赤みが酷い場合や肌トラブルが起きた場合には、医師にすぐに相談できるのもレーザー脱毛のメリットでしょう

肌がそこまで弱く無い人、早くツルツルにしたい人はレーザー脱毛がオススメだよ!
レーザー脱毛には種類があります
現在主に使用されているレーザー脱毛の種類は3つです
それぞれ得意分野があるのでご紹介していきます
レーザー脱毛の種類①:アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは日本で最初に導入され、現在最もよく使用されている定番の医療レーザー脱毛機器です
平成28年に厚労省からも医療機器として認定されており、多くの医療脱毛クリニックで使用されています
アレキサンドライトレーザーを脱毛部位に照射することで、毛根のメラニン色素(黒い色素)に反応し、細胞が破壊されて毛が抜けます
アレキサンドライトレーザーのメリット
脱毛効果を実感するまでの期間が短いのが特徴です
シミ・黒ずみ・そばかすなどの色素沈着にも効果があります。美容目的で使われることもあるほど
アレキサンドライトレーザーのデメリット
施術には強い痛みを伴います
毛の濃さによって脱毛時の痛みがかなり変わりますが、痛みに弱い人にはあまりお勧めできません
また、アレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に反応して脱毛を促すので、色素が薄い産毛や白髪、肌が黒ずんでいる日焼け肌や色黒肌には効果が出ない可能性があります

早くツルツルにしたい人、毛が濃い人、美肌効果が欲しい人におすすめ!
レーザー脱毛の種類②:ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、近赤外線による照射で毛包にダメージを与えて脱毛を促す機器で、色々な脱毛部位に対応できることが特徴です
高出力で集中的に照射するショット式と、低出力の熱を連続で照射することでダメージを与えていく蓄熱式の2種類の施術方法があります
近年主に利用されているのは蓄熱式ダイオードレーザーの為、メリットデメリットについてはその視点でご紹介していきます
ダイオードレーザーのメリット
他の施術方法と違い、近赤外線によって毛包にダメージを与えて脱毛を促すため、産毛や白髪にも効果が見られます。肌質についてもあまり心配が要りません
また、レーザー脱毛の中で最も痛みが少ないのがこのダイオードレーザーです
ダイオードレーザーのデメリット
レーザー脱毛の中では効果が出るまで時間が掛かります。脱毛については痛みの強さと効果の強さは比例すると考えて下さい

毛質や肌質関係なく脱毛したい人、痛みを抑えたい人におすすめ!
レーザー脱毛の種類③:YAG(ヤグ)レーザー
YAGレーザーは、アレキサンドライトレーザーと同様に、メラニン色素に反応するレーザーを照射し脱毛を促します
アレキサンドライトレーザーとの主な違いは、肌の奥深くまでレーザーを照射できるので、剛毛や深いところから生えている毛にもしっかりアプローチできるという点です
YAGレーザーのメリット
剛毛の方にはこのYAGレーザー。他の方法でなかなか脱毛できないほど毛が根深い方でも、YAGレーザーであれば脱毛できる可能性が高いです
男性の陰部などは毛が根深い上に色素沈着しているので、YAGレーザーが向いていると言われています
また、アレキサンドライトレーザーでは産毛や肌の表層部分が黒くなっている日焼け肌や色黒肌には効果が出ない可能性がありますが、YAGレーザーは肌のより深い所にアプローチをする為、効果が期待出来ます
ダイオードレーザーと同様に美肌効果が期待できるのもポイントです
YAGレーザーのデメリット
レーザー脱毛の中で最も痛いのがこのYAGレーザー。照射のパワーがかなり強い為、直後のケアをしっかりとしても肌が炎症を起こす可能性は低くないです
肌が弱い人にはお勧めできない施術方法です

毛が根深い人、他の脱毛機器で対応できなかった毛の脱毛におすすめ!
レーザー脱毛の施術方法まとめ
アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー(蓄熱式) | YAGレーザー | |
波長の長さ(ナノメートル) | 755nm | 800~810nm | 1064nm |
痛み | 強い | 弱い | かなり強い |
効果のある毛質 | 黒い毛 | 黒い毛 産毛 白髪 | 黒い毛 産毛 |
脱毛効果 | 強い | 弱い | 強い |
波長とはレーザーの届く長さのことを表していて、これが長いほど、より根深い毛にも効果を届かせることが出来ます
波長が短いと、メラニン色素によく反応するというメリットがあります
このことから、濃い毛や太い毛にはメラニン色素が多く含まれるのでダイオードレーザー、根深い毛にはYAGレーザーが推奨されています

それぞれの機種にメリットデメリットがあるから、自分の需要に合った機種を扱っているかどうかって目線でサロンを選ぶといいよ!
何でも聞いてください
いかがだったでしょうか
今回のレーザー脱毛についての紹介はこれで終わります
レーザー脱毛のここが聞きたい!みたいなことがあれば何でもコメントして下さい!
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